“No Rain, No Rainbow.”

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留学(NZへ旅立つまでの話)

皆さん、こんばんは。お久しぶりです。

 

今日のブログは、

現在留学している香港の話からは離れて

 

「留学」

そのものについて少し真面目に考えてみたいと思います。

 

 

今、このブログを読んでいる人の中には、

大学生の方が多いのかなと思いますが、

留学に行ける、というのがどれだけ幸せなことなのか、改めて自分に戒めるためにも

私の一度目のニュージーランドへの留学の話をしてみることにします。

どうぞ、最後までお付き合いください(笑)

 

 

私が初めて留学を意識したのは、高校一年生の時のことです。

理系科目が本当に苦手で、

大好きな英語をもっと学べるコースのある高校へ進んだのですが、

その高校は外国に姉妹校があり、交換留学のプログラムが用意されていました。

 

英語をもっと話せるようになりたいなあ…と

軽い気持ちで、留学に行きたいと言ってみたら、

当初、私の両親は

 

<<<猛反対>>>

 

高校生で留学に行くという意味が分からない

(行くにしても大学生では?)というのと、

私が外国で1人でやっていけるのかという心配と、

一般家庭の我が家にそんな金銭的余裕はない

といったような反応だったように思います。

 

私の心の中には、外国への憧れ、関心がひそかにあって、

前々から興味があったことなのですが、 

 

両親からすれば、今まで全く考えたことがなく、

そんな予定で生計を立てていない訳ですから、

そうした反応が返ってくるのも当然だということに、今振り返ると気づきます。

とんでもない親不孝ものでした(笑)

 

 

その後、経緯は忘れましたが、

父が某団体の留学プログラムの説明会に一緒に行ってくれて、

留学経験者の人の話を聞いて、

留学することで私が色々なものを得てこれるのではないか、

という考えを持ってくれました。

 

某団体とは、ご縁がなく(第一希望に落ちました)、

結局高校の姉妹校の選考に拾ってもらえたので留学することができましたが、

その説明会で、父の考えを変えてしまうような

素晴らしい話をしてくれた方に本当に感謝しています。

 

この選考へapplyするまでの期間、家族3人で、本当に何度も話し合いました。

 

何が1番したいのか、

何で留学に行きたいのか、

自分の気持ちをどうにかして分かってもらいたいと思い

泣きながらプレゼンしたような記憶があります。

私の人生で、あれ以上緊張したプレゼンはありません(笑)

 

今振り返ると、とても良い時間でした。

 

今でも忘れられないのは、

父と2人で説明会に行った後、

 

「お母さん(まだこの時全面賛成ではありませんでした)も

色々言っているけど、

結局お父さんもお母さんも

ゆみが1番したいと思っていることを

できる限りさせてあげたいと思ってるんだよ。

すぐに良いよって言ってあげられる家じゃなくてごめんな。」

 

と父に言われたことです。

 

 

その時、何と返したら良いか分かりませんでしたが、

とにかく涙が止まりませんでした。

今、これを書いているだけでも涙が出そうです。

 

 

 自分の両親が自分のことよりも、

私のことを本当に考えてくれていて、

今まで、こんなにありがたいことにも気づいてなかったのかと、

16年間生きてきて、1番反省し、

そして感謝した日でした。

 

だからなのか、父に対する反抗期?

みたいなのものは一度もありませんでした。

 

 

留学している人の中にも、

このブログを読んでくれている人がいると思いますが、

留学する意味、なんで自分がここにいるのか、

目的を忘れそうになった時、

送り出してくれた家族を思うと、頑張る糧になるような気がしたので、

こんなお涙頂戴的な記事を書いてしまいました(笑)

 

 

もちろん、大学生になると、

私もその1人ですがバイト代を貯めて留学している人や、

奨学金などで生活費を工面している人もいると思うので、

こうした話が全員に当てはまる訳ではないと思っています。

 

 

ただ、高校生のあの時送り出してくれた家族のおかげで、

今私は香港に来るという

少し変わった留学のチョイスをできている。

このことを忘れたくないと改めて思いました。

 

 

ではでは、次回は楽しい話題で会いましょう!